ポイント設定60分→10分!ECスタッフが自らAIで、モール運営の手作業を自動化
EC事業者(楽天・Yahoo!・Amazon出店)

課題ご依頼の前に困っていたこと
セールのたびの価格切替、商品別のポイント設定、クーポン発行、日次売上の集計。モールごとの運営作業を、毎回スタッフが手で行っていました。
実行もちもつがしたこと
スタッフ一人ひとりが担当業務を選び、AIで自動化するところまで伴走しました。作ったものは会社の共有先に残し、担当が変わっても使える形にしています。
成果その結果
楽天の商品別ポイント設定は38商品で約60分→約10分、Yahoo!のセール価格切替は約30分→約10分(月7回)。クーポン79本の一括発行や、日次売上の自動集計で元データの集計ミスが見つかるなど、数字の点検にも効いています。(スタッフご本人の報告より)
背景
楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonに出店しているEC事業者です。セールのたびの価格切替、商品ごとのポイント設定、クーポンの発行、日次の売上集計、名入れ商品のデータ作成、在庫の確認。モールごとの運営作業を、スタッフが毎回手で行っていました。
- 楽天の商品別ポイント設定は、1商品ずつ設定していて約1時間かかっていた
- Yahoo!ショッピングのセール価格の切替は月7回、1回あたり約30分
- セールの開始時刻に合わせて、深夜に起きて手作業で切り替えることもあった
(いずれもスタッフご本人の報告です)
進め方
運営スタッフ5名を対象に、全4回・約2か月の社内研修として伴走しました。代表の方にも毎回同席いただいています。ねらいは「研修を受けて終わり」ではなく、スタッフが自分の担当業務を、自分でAIに任せられるようになることです。
| 回 | やったこと |
|---|---|
| 第1回 | AIで何ができるかの全体像を説明し、各自のパソコンでAI(Claude Code)を使える状態にしました。 |
| 第2回 | 一人ずつ画面を共有してもらい、自動化したい業務を個別に相談。一度うまくいった手順を使い回せる形にする方法も説明しました。次回までに取り組む業務は、全員が社内チャットで宣言しています。 |
| 第3回 | 作ったものを会社の共有先に置く運用を決め、各自のフォルダにアップロード。一人ずつ「次の一手」を1つに絞りました。 |
| 第4回 | 成果を共有し、作った仕組みを止めずに回すための確認の決まりを作りました。 |
スタッフが作ったもの
どの業務を自動化するかは、スタッフ自身が自分の担当業務から選んでいます。もちもつは作り方の相談と、詰まったところの手当てを担当しました。
- 楽天・Yahoo!の運用担当:商品別ポイントの一括設定、クーポンの一括発行、セール時の商品タイトル・価格の切替、名入れ販売データの月次ファイルの自動作成 など
- 売上集計の担当:Yahoo!ショッピングの日次売上の自動集計(楽天・Amazonは順に対応)
- お客様対応・刻印の担当:お問い合わせへの返信文の作成、刻印商品の作業シートの自動作成
- デザイン・刻印の担当:刻印データづくり(データの取得から書き出しまで)の各工程を自動化できることを確かめ、作成中
- 在庫の担当:在庫の一覧出力と、足りなくなりそうな商品の通知
研修の最終回の時点で、すべてが本番で動いているわけではありません。修正中・作成中のものも含みます。
成果
| 業務 | 変化 |
|---|---|
| 楽天の商品別ポイント設定(38商品) | 約60分 → 約10分 |
| Yahoo!ショッピングのセール価格切替(月7回) | 1回あたり 約30分 → 約10分 |
| 楽天のクーポン発行 | 79本を一括で発行 |
| 日次売上の集計 | 自動化する過程で、元データの取り方の誤りが見つかり、修正 |
数字はスタッフご本人の報告によるもので、もちもつ側で計測したものではありません。
人に残した判断と、続けるための決まり
- 何を自動化するかは、担当業務をいちばん知っているスタッフ本人が決める
- 作ったものは会社の共有先に、担当者ごとのフォルダで残す。担当が変わっても引き継げるようにする
- 自動で動かした結果は人が確かめる。各自が毎日〜毎週エラーの有無を見て、月に1回、次に自動化する業務を棚卸しする。代表の方が月に1回、共有先の状況を確認する
社名はNDA・守秘の兼ね合いで個別の開示は控えています。
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